【艦これ】2021夏イベント感想

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ひとこと感想:

前イベントの難易度とかナ級への対処追加とかから少し緩和の方向に動くのかなとか考えていたけれど、それは儚い夢でした。

 

 

正直今回もあまりにも調整が酷いと感じたので、期間途中だけれどまとめ。

海防艦掘る元気がないです。

 

■今回のイベント概要(甲作戦基準)

小規模とのことで3海域。

2021/8/20 ~2021/9/28 11:00まで開催のアナウンス。

 

中身は、

・E-1:戦力、輸送、戦力3ゲージ、ギミック×2、遊撃部隊利用開放のための任務1

・E-2:輸送、戦力、戦力3ゲージ、ギミック×2、3ゲージ目装甲破砕ギミック

・E-3:戦力、戦力、輸送、戦力4ゲージ、ギミック×2、4ゲージ目装甲破砕ギミック

 

こちら全部でゲージ10本分になっております。小規模ってなんだよ。(哲学)

 

御札は全部で7枚。海域跨ぎでの使用があるのはいつもの形で、枚数的にもこんなもんかといった感じではあるものの、今回はある罠がある。詳細は後述。

 

ただこの規模とか札とかは今回は別にどうでも良くて、特に道中があまりにもやばかったのでまとめてみる。

 

■対策不能の道中と道中友軍

今回第3海域は全体的に道中は初手潜水、夜戦マス、レ級複数といった殺意あふれる形であったものの、その中でも特にやばかったのがE-3-2のボス前Mマスで、編成が下のスクショ。

 

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上から2,3番目の「 重巡ネ級改II 夏mode」が全ての元凶。ステータスは装備込みで、

耐久470、装甲244、火力178、雷装166、対空121、先制雷撃あり

 

前回まで散々文句が出ていたフラナ後期IIを上回る先制雷撃能力とアホみたいな耐久値を備えているという悪夢のような存在。

こいつの何が厄介かというと、耐久力が高すぎてフラナ後期IIの対策の「動く前に処す」が通じないという点。

フラナ後期IIは耐久値は2桁台なことと、恒常の特攻装備もあることから基地や支援で曲りなりに対処ができたものの、こいつは装甲が高いのはもちろん耐久自体も470もあって、今回設定されている空母の特定艦載機の組み合わせによる特攻でやっと中破以降に持っていける形で、基地や開幕航空、支援だとどうあがいても落とすことはおろか中破にも持っていけないので、確定で開幕に2本の雷撃を第2艦隊が食らってスクショのように確実に2体大破に持っていかれる理不尽仕様。

 

従い、最適な攻略として確立されたのが「第2艦隊の連中に穴開けてダメコン積んで突撃しろ」という身も蓋もない形。どうあがいても止めようがないんだからしょうがないね。リアルイベントもできないからダメコンも課金してほしいからね。

 

でもそこは運営さん、強友軍追加の合わせて下記の怪文書お知らせの通り追加戦力を送ってくれました。優しい。

 

 

ん?航空友軍?

 

新しい用語だけれど、結局はこちらが使っている航空支援と同じカテゴリの攻撃になり、威力的には強友軍でも下2つの駆逐が落とせるか落とせないか程度の爆撃と、上の通りの少々の航空戦力漸減が関の山で、一番なんとかしたいネ級改IIはピンピンしているという有様。

こいつらなんのために来たんだ?

ついでにこの道中友軍の召喚は母港メニューの「強友軍要請」のOFF/ONと連動していて、ボスに強友軍を呼ぶ設定にしたら道中友軍も強友軍が呼ばれてバーナーを消費の上勝手に召喚される。

さらに強友軍を呼ぶためのバーナーはなぜかボス・道中で別換算で、強友軍を道中で引いた場合は道中6本、ボスで強友軍を引いた場合はさらに6本の計12本消費という仕様。

こいつらなんのために来たんだ?

じゃあそんなんいらない、というまっとうな方のための道中友軍のみをOFFにするという親切な機能はないため、それをなんとかするため道中強友軍の配備メンバーが自艦隊にいると強友軍が来なくなりバーナーの消費が抑えられるといった戦法も編み出されている。

こいつらなんのために来たんだ?

 

総じて、対策が不可能なユニットをボス前に配置して難易度を爆上げするという凄まじく雑い調整をかまして、更に後出しでエアプ感あふれる役にも立たない道中友軍を突っ込んで更にヘイトを買うという最悪なパターンだったというオチ。

 

ただ真面目な話として、道中友軍のアナウンスを読む限りは「航空戦力漸減」が目的で、運営想定としては制空が貧弱な水上打撃部隊の補助がメインだったのかもと、一応擁護っぽいことはできる。(該当箇所は空母メインの機動部隊編成が主流なものの、コロラドを使ったネ級改IIへの1巡目での打撃重視の水上打撃部隊編成も別パターン攻略として存在する)

ただ少なくとも、ネ級改IIへの開幕雷撃への根本対処にはならず、書かれているような「突破補助」にはならんだろう、というのが正直なところ。結局ダメコン積んだほうが突破率が高く、戦力運搬的な意味でも優れている。

さらにじゃあ、道中友軍活用のために機動部隊から水上打撃に編成変えるか…ってなると今度は御札制限が邪魔してくるという飛天御剣流的二段構え。やっぱだめじゃん!

 

■他の不満点

・御札

今回の第2,第3海域跨ぎの札である「Force H」が曲者で、

第3海域前半での左側スタートの編成で利用される形であるが、第3海域後半(3ゲージ目)まで進んで「Force X」の付加が開放されたあと、札未使用艦で「Force X」用の編成を作り、出撃する際、「Force H」艦が混じっていると未使用艦に全部「Force H」札がつくという罠がある。つまるところ、「Force Hを使った艦は第3海域後半では利用できない」という制限になる。

しかも今回難易度乙以下でも第3海域ではこの札制限が有効になるという罠。今までの感覚で低難易度選択していたライトユーザーすら叩き落としに来る鬼畜仕様になっている。艦これには低難易度もあるから…という逃げ道すら自ら塞いでいくのか。

 

・特攻仕様の複雑さとバランス

今回の特攻システムがかなり複雑で、複数ある海外艦載機がグループ化されていてそのグループが被らないように3種類装備すると倍率上乗せという複雑すぎる上によくわからない仕様。そもそもこの組み合わせも解析情報がないとヒントすらないので不親切極まる上、甲ではこの特攻前提で編成が組まれているためかなり面倒な装備付替えが頻繁に発生する。

あとはおなじみの装甲破砕があるものの、ラスボス海域だけやたら特攻倍率が上乗せされるのか冒頭動画のようなアホみたいなダメージが出た。

よっぽどMマスを含んだE-3-2のほうが難しかった気がするので、バランス悪いよなぁと感じるのが正直なところ。

 

 

■よかったところ

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不満ばっかり言っても良くないよね。いいところも探そう。

 

・ラスボスのビジュアル

・最終海域ラスボス戦のBGM

 

以上。うん、ゲームの中身のいいところなにもないな!